シロアリの生態やシロアリが家に及ぼす悪影響について
シロアリは時間帯で活動量に変化はありますが、24時間活動しています。種にもよりますがコロニーの中では女王蟻がほぼ毎日何千個かの卵を産むといわれています。ではシロアリの家族構成と階級はどの様になっているのでしょう。
コロニーのシロアリにはきちんとみな役割が決まっていますが、役割の決まり方があります。卵から幼虫までの段階はみんな同じなのですが、その後の階級は王蟻や女王蟻からのフェロモンによって決められるそうです。
まず、コロニーの中では、生殖活動に専念いる王蟻と女王蟻が1匹ずついます。そして、王蟻や女王蟻が死んだ場合のために、副王蟻と副女王蟻が数匹ずついるます。王蟻や女王蟻の他のシロアリには一匹ずつに役割が決まっています。
①【女王蟻】
種によっても違ってきますが、女王蟻は20年から30年ほど生きるといわれていて、産卵の役割のために腹部が肥大化しているのがとても大きな特徴になります。毎日数千個~の卵を産むため肥大化した腹部のために自ら動く事が出来ないので、職蟻に世話で生活しているようです。
②【職蟻(働き蟻)】
働き蟻です。コロニーの中での作業を担当します。女王蟻の世話はもちろん、食料を探したり、巣を作ったり補修したりコロニー全般を受け持つ階級です。もちろん、卵や幼虫の世話や他の階級の蟻の食料もこの職蟻の担当で、コロニー内ではこの職蟻が大多数を占めているようです。
③【兵蟻(兵隊蟻)】
働きアリの中にも兵隊蟻のように外的と戦ったり護衛したり、偵察したりするものもコロニーの3%程いるそうです。職蟻はコロニー内の担当ですが、この兵蟻はコロニーを他の昆虫や捕食者から守るのが役目の蟻です。そのために種によっては武器になるようにアゴが巨大化していたり、外敵を攻撃する分泌物を出す物もいるようです。攻撃するために頭部やアゴが特化しているため、自ら食料をとることが出来ないので、職蟻によって食料を調達します。一般の職蟻よりも大きく、頭部やアゴの形や頭部が濃色という特徴があるため、見分ける事が出来るようです。
④【生殖虫(ニンフ)】
ニンフは、生活していたコロニーが一定個体数に達した時、新しいコロニーを作るために羽蟻となって巣立っていきます。巣がある程度大きくなった段階で、ニンフが増えていき、成長し羽蟻になるそうです。その後ニンフは一定の条件の下、外に一斉に飛び立ちまた新しいコロニーを築くそうですが、天敵の多いシロアリですので、生き残り相手を見つけコロニーを作れるのはわずかなシロアリだけだそうです。
シロアリの家族構成(階級)はアリのものと似ていますが、女王蟻だけでなく王蟻がいるところや、王蟻や女王蟻のフェロモンによって階級が決まるのがとても興味深いものとなっているのではないでしょうか。