シロアリの生態やシロアリが家に及ぼす悪影響について
シロアリの種類は世界中で約2.500種が記録されているそうですが、日本に分布するシロアリは16種類だとされています。この中で一番知られているにはイエシロアリとヤマトシロアリの二種類だと思われます。
イエシロアリ(Coptotermes formosanus)は、寒さに弱く温暖な地域に生息します。日本では、沖縄・九州・四国・本州の太平洋側に分布していて、北限は千葉県の房総半島あたりだと考えられているようです。
兵蟻の体長は3.8~6.5mm位で、有翅虫は7.4~9.4mm位だそうです。体の色は黄褐色から淡褐色の感じだそうです。このイエシロアリの羽アリの群飛は、6月~7月の夕方から夜に行われるようで、光に集まる習性(走行性)のため、灯火に多数の羽アリが集まる姿がみられることがあります。イエシロアリは水分を運ぶ能力が優れているため、乾燥した木材を湿らせながらでも害を与えながら営巣することが出来るようです。コロニーが成熟すると、約100万匹以上に達する事があり、ヤマトシロアリよりも比較的に早く木材を食い荒らす速度が速く、大きな被害になることが多いようです。
ヤマトシロアリ(Reticulitermes speratus)は、イエシロアリと違い、比較的寒さに強いため、日本全土(北海道の北部を除く)に分布するそうです。
兵蟻の体長は3.5~6.0mm位で、有翅虫は4.5~7.5mm位だそうです。
体の色は黒褐色をしていますが、前胸背板は黄色をしているそうです。このヤマトシロアリの群飛は4~5月のお昼ころと言われています。水を運ぶ能力が優れているイエシロアリより劣るため、初めから湿った木材に営巣します。特に固定した巣を持たないで、湿った木材が巣を兼ねるようなコロニーになり、そこで王蟻と女王蟻などが住む事になりますが、条件が悪くなると新たな環境を求めみんなで移動しながら生活していると思われます。イエシロアリに比べてコロニーの生息数はとても少なく1~2万匹くらいだといわれています。イエシロアリより加害速度自体は比較的遅いようですが、建物のドライなどの湿気の多い木材を好んで食い荒らしていきますので、巣を見つけたら即処理するようにしましょう。
