シロアリ被害の赤信号

シロアリは世界で約2.500種類を記録されていますが、その中でも日本を含む熱帯地方での家屋のシロアリ被害はとても多いものとなっています。ただ、家の近くなどで、羽アリが飛んでいるのを見かけたからといって、必ず家屋に被害を受けるとは言えません。

シロアリはコロニーが一定の数に達し、条件をみたした春先に有翅虫が大群で新しいコロニーの設立をするために群飛します。その有翅虫がコロニーを作るまでには、色々な試練があり、シロアリにはたくさんの天敵がいるためにほとんどがカエルや鳥などの捕食者によって食べられるそうです。また、運よく雄と雌がカップルになれたとしても、コロニーを作る環境に恵まれない場合もあるようです。このような状態で新しいコロニーを作ることが出来る羽アリはとても少数だといわれています。

ただ、家の中や近くで羽アリを見つけた場合は、群れの大きさや、群飛してきた場所を確認しましょう。シロアリ自体をみかけることがなくても、特に湿気の多い場所(玄関・浴室・洗面所など)に床がプカプカしていたり、ドアやふすまの開け閉めが困難になったり、浴室の窓枠や敷居やタイルなどにヒビが入っていたりするところは注意しましょう。シロアリは光や風の届かない、暗い湿気の多い木材の割れ目や隙間などに土を詰める蟻土を作っていることもあります。これも注意が必要です。地中の巣からトンネル状の蟻道を通り道にして床下の布基礎表面や地盤面から建物に進入することもありますので、土で固めたような蟻道を見つけたら特に注意が必要です。


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